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先日発表された「世界一稼いだユーチューバー」に“3年連続”で選ばれたのが、
アメリカ・テキサス州に住む、ライアン・カジくん(9歳)です。
ライアンくんの動画は、この1年間で、なんと122億回も再生され、
その結果、およそ30億円を稼ぎ出したんです!
「サタデーステーション」は、
ライアンくん本人に話を聞きました。
ライアン・カジくん(9):
「やあ、みんな!僕の動画を見てくれてありがとう!地球の反対側にいるっていうのにね!」
では、なぜライアンくんの動画がヒットしているのか。
そもそも、動画を投稿し始めたのは6年前。まだ3歳のころでした。
というのも、ライアンくんの親戚は、
日本やベトナムなど世界中にいるので、なかなか会うことができません。
そこで、ライアンくんの成長を見てもらおうと、
「ホームビデオ」感覚で、おもちゃで遊ぶ様子をユーチューブに上げ始めたそうです。
ところが、ふと気づくと、再生回数がどんどん伸び始め、
4カ月後には、なんと、世界20位にまでなっていたんです。
これにはお父さんもびっくり!
なぜそんなにヒットしたのか。
ユーチューブビジネスに詳しい押切孝雄さんによると、
「世界中の親が子どもをあやすために見せたから」だといいます。
どういうことかというと、
ぐずっている子どもをあやす時、
動画を見せると、途端に機嫌が良くなることってありますよね。
実は、子どもは、同じ年ごろの子どもが出ている動画に、より興味を示すそうなんです。
こうしたニーズに、ぴったりとはまったんですね。
さらに、再生回数が伸び悩んでいるとき、お父さんは、ひらめきました。
親が忙しい“朝こそ”、子どもは動画を見るんじゃないか。
そこで、動画を投稿する時間を、それまでの昼から朝に変えてみたんです。
すると、再生回数はさらに増え、瞬く間に「世界一」になったんです。
いまでは、おもちゃメーカーから「おもちゃを使って」と依頼殺到!
それだけではなく、ライアンくん自ら、おもちゃのプロデュースまでしているそうです。
そんなライアンくんの将来の夢は、「ゲームの開発者」なんだそうですよ。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp