“安全資産”「金」に注目集まる 不安な時代 最高値も更新

神々しいまでの輝きを放つ「金」。
経済危機など、有事に強い「安全資産」とされる、言わずと知れた高級貴金属だが…。

40代「(金の)ネックレスは2~3本持っている。何かあったとき、お金の価値はなくなるから、絶対金とか持っておけというのは、親から言われていました」

80代「景気のいいときに金をたくさん持っていたから、まだそのまま持っている」

その金への注目度が今、高まっている。

神奈川・横浜市の百貨店「横浜高島屋」で、15日から始まった「大黄金展」。

1,000点もの工芸品が並ぶ中、最も高いのが金の刀、およそ7,700万円。

ほかにも、数十万円台からの仏具や、およそ3,500万円の竜なども販売されている。

来店客「(どれを注文しましたか?)これ、先月(買った)。(金を)蓄えておいて、いずれ子孫に譲るとかぐらいかなと思っている」

こうした金製品の取引に関する問い合わせは、例年以上に増えているという。

来店客「金はずっと値段が上がってますから、有事は、金が一番強いじゃないですか」

東京証券取引所によると、金の価格は、新型コロナの影響でいったん急落した3月ごろから株価とともに上昇。

7月9日には、金先物の取引価格が一時、1グラム6,273円にまで上昇し、1982年の上場以来、過去最高値を更新した。

そして15日も、金の価格は高値傾向が続いている。

高値が続く理由は、ずばり…。

ニッセイ基礎研究所・上野剛志上席エコノミスト「一番大きいのは、新型コロナの再拡大ですね。これから先の(感染)拡大が止まらなくて、また経済が封鎖されるような事態に陥りかねないという、そうした懸念が、安全資産である金の人気を高めている」

新型コロナをめぐる先行きの不安から、異例の値上がりが続いているという。

都内の貴金属店「金銀の貯金箱」。
ここでは、自動販売機で純金のコインが購入できるという。

貴金属店に設置された金貨などを購入できる自動販売機。

気になるお値段は、1グラムのもので、1万5,500円から。

金銀の貯金箱・六川牧志社長「(購入者が)すごく増えておりまして、以前は、年配の方がすごく多かったんですけど、最近は若い方もたくさんご購入いただいてます」

現在は、これまでの年齢層に加え、20代から30代の若い世代の来店が3割ほど増えているという。

金銀の貯金箱・六川社長「若い人でも気軽に購入できる自動販売機に興味を持っていただける方が増えているんじゃないかと思う」

新型コロナがもたらしたゴールド需要。
高値の金はいつまで続くのか。

ニッセイ基礎研究所・上野上席エコノミスト「安全資産としての金は、少なくとも年内は(高止まりの状態が)続くというふうに見ています」

(2020/07/16)
#新型コロナウイルス
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